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税務/相続コンテンツ

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文書作成日:2019/09/05


 告別式を2回行ったとき、相続税の計算上これらの費用はすべて、葬式費用として相続財産から控除することはできますか?




 先日、兄が亡くなりました。兄は就職してから亡くなるまでA県に住んでおりましたので、告別式はA県で行い、火葬後、兄の地元であるB県でも兄がお世話になった方々に参列していただき、告別式を行いました。

A県…遺影及び遺体を祭り、僧侶による読経とともに、兄の職場や近所の方が焼香等を行う仏式により行った。

B県…B県の参列者の便宜上、遺族の意思により別途執り行ったものであるが、納骨前に行ったものであり、その内容もA県と同様、遺影及び遺骨を祭り、僧侶による読経と共に、参列者が焼香等を行う仏式によって行った。

 このように2回告別式を行った場合、いずれの分も相続税を計算する上での“葬式費用”に該当するのでしょうか?




 今回のA県及びB県で行われた告別式が、いずれも死者を葬る儀式であれば、告別式で要した費用は、いずれも相続税を計算する上での“葬式費用”に該当すると考えられます。




 葬式は、死者を葬る儀式とされており、死者の追善供養(初七日・四十九日・1周年・お別れ会等)とは異なります。

 ご相談のケースの場合には、以下の通りA県及びB県での告別式は、死者の追善供養の為に行われたものではなく、死者を葬る儀式に該当する為、相続税の申告時に、両県での葬式費用を計上できるものと考えられます。


 なお、告別式は親族のみで執り行い、後日友人等を交えてお別れ会等を行うこともありますが、このような会の場合は、初七日や法事等と同様、死者の追善供養の為に営まれるものが多く、相続税の葬儀費用に計上できない場合があります。判断に迷われる場合には、当事務所までお問い合わせください。


<参考>
 国税庁HP:文書回答事例「告別式を2回分けて行った場合の相続税の葬式費用の取扱いについて」


※文書作成日時点での法令に基づく内容となっております。
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