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文書作成日:2021/10/05


 風邪や感染病が流行ると、かかる人が増えるのが咳です。咳といっても、種類や原因はさまざまで、その対処法も変わってきます。今回は、咳の正体を探りながら、どんなことに気をつけるといいのか、ご紹介します。




 咳とは、空気中のちりや細菌などを吸い込んだときに、肺や気管などの呼吸器に侵入することを防ぐために出るもの。咳をガマンしたり、放っておいたりするのは危険な行為です。咳をガマンすると、タンが溜まって余計に病気が悪化することもあります。また、長引くと慢性咳嗽(まんせいがいそう)といった、しつこい咳になることも。咳は体力を消耗させるため、早めに治療を始めることが大切です。



 咳は、その仕方や音などから、大きく2つに分類することができます。ひとつは「湿性咳嗽(しっせいがいそう)」。これは、タンが出て、ゴホゴホといった音がする咳で、気道から増加した分泌液を鼻水やタンなどで外に出そうとしている状態です。鼻や喉の炎症が原因と考えられます。もうひとつは「乾性咳嗽(かんせいがいそう)」。これは、コンコンという音がする乾いた咳で、肺や気管などの炎症によって起こります。



 咳は、出ている期間でも分類することができます。感染症からなる咳は比較的短めで、アレルギーや体質などで出る咳は長引く傾向があります。

  •  3週間未満の咳は・・・「急性咳嗽(きゅうせいがいそう)」
  • 風邪やインフルエンザといった感染症が原因と考えられます。

  •  3週間〜8週未満の咳は・・・「遷延性咳嗽(せんえんせいがいそう)」
  • 原因は特定できないものの、長引く咳を指します。

  •  8週間以上続く咳は・・・「慢性咳嗽(まんせいがいそう)」
  • 咳喘息、アトピー咳嗽、胃食道逆流症などが心配されます。



 つらい咳が出ないように、予防することから始めてみましょう。

◆マスクを着用する
 マスクを着用し、細菌の侵入を防ぐようにします。ただし、マスクの素材にアレルギー原因がある場合は、咳の出にくい素材を選ぶ必要があります。

◆常に喉をうるおす
 水分をマメに補給したり、飴をなめたりして、喉をうるおすようにします。部屋の空気も加湿して、喉の乾燥を防ぐことが大切です。

◆刺激物を避ける
 辛いものやお酒、タバコなど、刺激のあるものは喉の大敵です。なるべく避けるようにして、喉の調子を整えましょう。

◆部屋を掃除する
 ほこりやダニ、カビなどは、咳の原因となります。こまめな掃除を心がけ、部屋をキレイに保つようにしましょう。

◆こまめにうがいをする
 うがいで喉に付着した雑菌を洗い流すことで、咳を出にくくしましょう。うがいは、最初に口の中の汚れをはきだした後、喉をガラガラと洗浄する順番で行います。

 咳を鎮めるには、その原因を探ること。風邪などの菌によるものなのか、アレルギー性なのか、原因と考えられるものをひとつずつやめ、様子をみながら原因を突き止め、改善を目指しましょう。その間も必要に応じて専門医にご相談ください。

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